ヘナで黒く白髪を染めると、明るく出来ないって話

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白髪染め研究家(?)のまみろうです。

10代のころから白髪があり、20代半ばには白髪染めが無くては生きていけなかった、ってくらい、白髪染めとは長い付き合い。

20120820_henaあまりにも頻繁に白髪染めをしていたせいで、髪と地肌の荒れが尋常でなくなってしまい、ヘナを使うようになりました。

その後、ヘナよりも手軽に使える白髪用ヘアカラートリートメントを使うようになりましたが、どうしても色の段差が出来るので、均一にしたい時はヘナで髪全体を染めてました。

でもねぇー、ヘナで髪を黒く染めると、今度は明るくできないのよね!

もともと「成分がヘナ100%」のナチュラルヘナだと、白髪はオレンジ色になるくらいで褐色にはならない。

そこにインディゴとか混ぜて、褐色に発色するようにするんですけど、自分で調合していると、毎回違う色合いになっちゃう。

酷いとトラ縞みたいになっちゃうもんで、美容室専用の、黒く発色するヘナを使うようになりました。

褐色に染まるからムラにならなくていいんだけど、まぁヘナだから染める手間はあります。

粉の重さを量って水と油で溶いて、髪を濡らしてのせて、シャワーキャップ被って1時間程度置いて・・・と なかなかの作業。

ふだんは白髪に色がつくタイプのヘアカラートリートメントを使っておき、段差が大きくなってきたらヘナで全体を染める。

というふうにやってきたわけです。

どんだけ色々な白髪染めを使ってきたかについては、私の白髪染め体験記を読んでいただければと思いますわ。

>> まみろうの「白髪染め体験記」はコチラから

 

ここで話は変わりますが、私は長年接客業界で働いておりまして、髪を赤く染めたりするのはご法度、という生活をしてきました。

特に赤くしたかったわけでもないんだけど、真っ黒な髪より茶っぽい方が優しく見えるかなーと思うことはあって、会社勤めを辞めたら赤くしてみたいと思っていたんですよ。

そしたらね、長年ヘナで染めてたおかげで、今度は髪が赤くならない(笑)

一度、勤めを辞めてすぐに美容室に行って脱色してもらったんだけど、全然色が抜けなかったの。

元々白髪が少ない襟足のあたりはすっっごい色が抜けて金髪みたいになるけど、白髪が多い頭頂部はぜーんぜん。

それで、「なーんだ、結局、白髪を染めてる以上、黒い髪で過ごすしかないのかー」と思ってました。

でもここんとこはね、

「段差が出来る期間をやり過ごせたら、赤い髪にできるんじゃないのか?!」

と思いつき、段差が出来ても均一に染めずにぐっと我慢しているところなのです。

現在の髪の色は、こんな感じ

ナチュラルヘナで染めてもいいんだけど、オレンジの発色が明るすぎて色黒のわたしには違和感ありあり。

なので白髪用のヘアカラートリートメントを続けて使っております。

普通の白髪染めみたいにパッキリと染まらないし、少しずつ褪色するけど、今のところ、望む髪色に近づきつつあります。

いえね、ヘナは髪にも地肌にも負担が少ないし(中には植物アレルギーで使えない人もいるそうですが)、トリートメント効果・地肌の環境を良くする効果もあってとってもいい。

だけど、暗くした髪色を明るくすることが出来ないのが、唯一難点だなーと思ったのよ。

気温や水温によっても、微妙に発色が違うし。なんにしても、白髪をキレイに染めておくのは大変です。

あ、そういえば、前に担当してもらってる美容師さんに聞いたら、白髪のままキレイにしておくのは、白髪を染めてしまうよりずっと手間がかかるんだそうですね。

白髪って白いわけじゃなくて、実は透明なんだそうで、そのままだと地肌が透けて見える。

そこに皮脂やらホコリやらが付着するので、どうしても黄ばんでしまいがち。

だからちゃんとカットしたりパーマをかけたりして、いつもビシっとヘアスタイルをキープしておかないと、素敵なシルバーヘアにはならないんだそうな。

年配の女性が紫色に染めることがあるのは、黄色の対照色である紫色を載せることで、白髪の「白さ」を際立たせる効果を狙ってのことなんだって。

奥深し、白髪おしゃれ道。

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