舞台「カレーライフ」観てきました

スポンサーリンク

テキストシェリーレッスンの少し前、天王洲銀河劇場で上演されていた舞台「カレーライフ」を見てきました。

舞台演劇はもうずーっと観ていなかったんですが、昨年D-BOYSのラストゲームを観に行って以来、年何回かは行くようになりました。

夫もね、「会社勤めを辞めて時間ができたら、俺も観に行こうかなぁ」と言ってましたが、今のところ全然行こうとしていません。

それは私がほぼ「カワイイ男の子目当て」に舞台を選び、チケットを買うからですけどもね(笑)

 

さてカレーライフ、私が見に行った東京公演は、天王洲銀河劇場で上演されました。方向音痴の私でも無事到着できて良かったです。

まぁ、大通りからでなく駐車場入り口を横切って入ったという小ワザは利かせましたけれどもね
↓↓↓↓↓
天王洲シーフォートスクエア案内図

どうしてこう、普通に正面玄関から入ることができないのだろうか(苦悶)

銀河劇場は階段を昇ったところでした。
↓↓↓↓↓
銀河劇場入り口の階段

さてそれで、今回カレーライフは中村蒼くんと井上正大くん目当てに行きました。

演出が深作健太さんということで、それもちょっと興味があったのね。

「バトル・ロワイヤル」の脚本を書いた人、という認識でしたが、舞台の演出はあまり経験がないそうで、どんな風に演出するのかなーと思ってて。

そんなわけでカレーライフの内容については、しょうーじきに言うとあまり期待していなかった(失礼)んですが、内容もとっても良かったです。

 

私は読んでいないんですが、原作は文庫本で800ページほどある大長編だそうですね。

そんな長い話を、2時間ほどの舞台劇にするのには大変なご苦労があったと思います。

舞台は2時間。あっという間でした。状況説明、人物描写も実にスムーズで、すぐにお話に入り込めましたね。

舞台装置もシンプルながら日本からアメリカ、インド、沖縄、そして終戦後とめまぐるしく変わる劇中の舞台をしっかり表現していたと思います。

個人的に感じたのは

「食べていくことは、生きていくことなんだなぁ」

ということ。

 

もとより食べることが大好きな私。子どもの頃は劣悪といえる環境で育ちましたが、大人になって思い返すと、食べることが大好きな母のもとに生まれてこれて良かったと思うことがしばしばあります。

どんな悲しいことがあっても、苦しくても時間が経てばお腹が空く。そして食べて「美味しい」と感じれば、次の日も生きる力が出る。

そうして、笑ってご飯を食べることが出来れば、今日と違う明日が必ずやってくるのを信じることができるのですわ。

母親の愛情以外は何もない家庭で育ったけど、たとえ粗末なご飯でも笑って食べることができたことが、私という人間の根底を作っている、と思うの。

カレーライフがそういう話、なわけではないと思うけどね。

私にとって映画や舞台、小説など虚構の世界は現実の世界を認識するためのファクターとして機能するもの。その意味で、とても前向きになれる良いお話だったと思います。

 

出演者の方々もね。すごく良かったですよ!なんていうか皆自然なの。力んでると感じる点が全然なかった。

所作のひとつひとつが自然にできるまで、何度も繰り返しての稽古があったんじゃないかと思います。

中村蒼くんはどちらかというと声がこもってる方だという印象があったし、井上正大くんは声のトーンに特徴があって、失礼ながら舞台での発声には向いてないのじゃないかしらと思ってたんですよ。実は。

だけど、そんな心配は必要なかったですね!さすがプロです。

東京での公演は終了しましたが、6月の各地での公演が残ってます。すべての公演が大成功で終了しますように。

出演者の皆さま、お体に気を付けてね!とても良い舞台でしたよん。

 

さてそれでですねぇ、銀河劇場でもらったチラシにとても気になるのがありまして、8月に息子と一緒に見に行こうと思い、チケットを買いました。

ドラムストラックってやつで、客席ひとつひとつにジェンベというドラムが置かれており、舞台上の呼びかけに応えて観客全員がそのドラムを叩きまくるというものなんです。

今年で開催4年目の演目だそうですが、もうすっっごく楽しそうなのよ!

東京だけでなく、あちこちの都市で行われるようです。詳しくはコチラで見てね。

楽しそうですよー。チケットも残り少ないみたいですから、行ってみたい人は急いでね。楽しみです!

コメント