原宿へ行ってまた、壊れてきた話

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2014年10月14日、小西遼生ライブ@Music Restaurant La Donna へ行ってまいりました。

いやもうね~、今回台風が!

猛烈な台風が列島縦断してまして、ライブ開催日の14日はちょうど関東を直撃の予報。

ライブに当選したのはいいが、行けるのか、おい!? と、気をもんだ方も多かったと思うの。

でも当日、14日の朝には関東を抜けて行きまして、無事に来れた方が多かったようでお店は盛況。それでもやはり、空席が無かったわけではないので、無念な思いをされた方もおいでだったのかと思います。

遼生さんのラドンナでのライブは今年3回めなんですけど、2回めの4月のライブは、私は外れてしまって行けなかったのよね~。

それでも4月には仲良しのお友だちがたくさん行けて、お話をたくさん聞けました。しかし今回は逆に、私のお友だちは抽選にもれてしまった方が多く、その方々に

「しっかり見てきてブログ書いてね!」

と激励されておりまして、なんだか責任重大なわけよ。だから仕事より、このブログ記事を先にやらないといけないの。ね、仕方ないのよ(以上、夫に説明でした)

 

さてさてライブですが わたくしが行ったのは昼の部。バースデーライブの時と同じく、テーブルには私の名前が書かれた封筒が置いてありました。

期待していたとはいえ、実際見ると顔がゆるんでニヨニヨ(笑)封筒の中にはサイン入りのお写真が。今回は何種類かあったみたいね。お友だちと見せ合いっこして3種類は確認できた。

2月のバースデーライブで来た時は、ステージいっぱいに楽器が並んでおりまして、「歩く場所あるのか?」と思うくらいの感じだったのね。

しかし今回はドラムセットやキーボードは無く、グランドピアノとギターが何本か。あとは椅子が置いてあり・・・とちょっと違った様子。

「ドラムセットないんだ~、9月の小坂さんとのライブみたいに、アコースティックライブになるのかな?」

とぼんやり考えていたら、お店のスタッフさんが「椅子を斜めに向けて、ステージに向きやすくなさってください」と声をかけて回られてました。さぁいよいよ始まります!

 

ステージ後ろのカーテンの裏から、まずはヴァイオリンを持った女性が登場。ヴァイオリン・・・と思っていたらもうひとり女性の方と、ラドンナでのライブではおなじみの大嶋吾郎さんと久保田陽子さんも。そして今回は遼生さんも、皆さんと一緒に出てきました!

遼生さんはブルーグレーのウインドーペインのジャケットに同系色のピンストライプのシャツ、オレンジとグリーンのレジメンタルのネクタイ。ベージュのチノパンに茶の革靴。

難しい柄物に挑戦したね~とニヤリ。しかしスタイルの良さと配色の良さで当然ステキ!

・・・だったんだけど、髪型が(笑)

「それ寝癖なの?パーマとれかけなの?今日の強風で乱れたの??

と尋ねたくなったのはヒミツよ!(ひどい)

登場してすぐに一曲。「ニュー・シネマ・パラダイス」のテーマがピアノとヴァイオリンで奏でられます。映画好きなら心が震える瞬間だ!

うっかり泣き出すところだったよ!まだ遼生さん歌ってないのに!!(涙声)

すぐに次の曲、「Moon River」。映画「ティファニーで朝食を」のテーマソングのこの曲、劇中でオードリー・ヘップバーンが歌うバージョンがすごい好きだったな~。

続けて「Roxanne(ロクサーヌ)」。ポリスのむか~しの曲だけど、映画「ムーラン・ルージュ」の中でユアン・マクレガーが歌ってる曲です。そっちでの曲名は「El Tango De Roxanne(ロクサーヌのタンゴ)」ね。

これを選ぶとはやっぱり遼生さんて悲恋好き、と思いまたニヨニヨするわたくし(笑)

そういや前にもどこかで「振り回されるのが好き」とか言ってたな~、ひょっとしてまだ恋に恋してませんか遼生さん。などと30代男性を捕まえて失礼なことを考えた私を許して。

ここでMC。

「台風行きましたねぇ!良かったみんな来てくれて。昨日はぼく、5分に1回くらい天気予報見てました」

会場さわさわ(笑)

「毎回、テーマを決めて選曲をしてライブをしてます。毎回、事前にテーマをお知らせしてるんですが、今回は・・・まぁ・・・ちょっとバタバタしてまして、テーマは当日のお楽しみにしておこうかな~と思いまして」

その言い訳いま考えたでしょ(笑)

と、いうわけで今回のライブのテーマは「シネマ」でした。

 

次の曲は「The Lady Is a Tramp」。映画「青春一座」で使われた曲だそうです。この曲自体はレディーガガとトニー・ベネットがデュエットしたやつで知ってたけど、元歌が1930年代の映画で使われたものだとは知らなかったわ~。

陽子さんのパワフルな歌声もカッコよくて気持ちよかった!

遼生さんも全身をスイングしてノリノリ。カッコいいし可愛いかった~

次はスタンダードナンバーでもある「Tea for Two」。1920年代の「No, No, Nanette」って映画で使われた曲であるそうな。

そして「She」。映画「ノッティングヒルの恋人」でも使われているこの曲は、舞台「ピアフ」で遼生さんが演じたシャルル・アズナブールが作った曲ですね。これはバースデーライブでも歌ってて聴いたな~と、もはや懐かしささえ感じるわたくし(笑)

今回は、小さな会場の距離感をより活かせるように、と考えてバンドの編成を変えてみた、って話。本当はもっと小さい会場でやろうと思ってたんだって、50人くらいの。

そんな事になりませんように(祈)※倍率すごくてチケットが取れないのです

 

今回の選曲と、その曲が使われている映画の紹介を始めたはいいが 何を歌ったかすでに忘れていた遼生さん(笑)そして

「ティファニーでちゅ・・・昼食じゃねぇや朝食を」

そこ噛むか(笑)

「ガッツリしたランチになっちゃうね!そんな贅沢な・・・笑ってるけど、みんな言ったら間違うと思うよ!」

間違いません(笑)

吾郎さんのお家でライブのための選曲をしている時間がすごく楽しい、という話から、映画と音楽の相乗効果、みたいな話へ。

そして次は映画の曲じゃないけど、と前置きしてビートルズの「Eleanor Rigby」。この曲知らない人が多いのね~、遼生さんも今回初めて知った、と言ってたけど。「Yellow Submarine」と両A面で発売された曲です。この曲も私はすごく好きな曲なのよ~

 

今回のライブは「とにかく曲をたくさん聴いてってね!」って感じでした。次から次へと歌ってくれて嬉しいし、遼生さんもすごく楽しんでたように見えた。

やっぱり人って好きな事してると苦にならないし、リフレッシュになってより仕事にも打ち込めるんだろうな、なんて考えちゃったわ。もちろん役者も好きでやってるんだろうけど、打ち込むばかりじゃ良いアウトプット出来なくなるもんね。

お次はもう、ライブで恒例になった感がある映画「Once」からの「Falling Slowly」。そして陽子さんとデュエットで「Beauty and the Beast」。この曲歌う時、陽子さんとの声の相性をしみじみ感じるのよね私。すごく好き~!!

すぐに次の曲、映画「バグダット・カフェ」から「Calling You」。吾郎さんと陽子さんの特殊効果ボイス(?)も素敵だったけど、個人的にはヴァイオリンの効果や音色が!!すごく良かった!

しっとりと歌い終わって客席も夢見心地のところへ、

「メンバー紹介します!!(めっちゃ明るい声)・・・びっくりした??」

びっくりしたよ(笑)

ピアノは栗山梢さん、ヴァイオリンは牛山玲名さん。コーラスは久保田陽子さん、ギターやらコーラスやらバンマスは大嶋吾郎さん。しばらくこの固定メンバーでやりたいと思ってるくらい、気に入ってるようなことを言ってましたよん。

「バンドの方とも話してないんですよ~、飲みに行くとかしてないですよね?」

という遼生さんに吾郎さんが

「今日も車だしなぁ」

って返したら

「代行頼みましょう!あ、それともうちのマネージャーに・・・」

ここで夜飲む相談ですか(笑)

 

そのあと、栗山さんや牛山さんとちょっとお話。スラスラといい感じでお話する牛山さんのことを

「ヴァイオリンの、キレイなだけではない深みのある音色から、きっと悪い人に違いないと思ってた」

とか言い出す遼生さん(笑)ちょっとちょっと!!

そして次の曲。舞台「Next to Normal」から「I’m Alive」。このアコースティック編成で?と思ったけどこれがあなた!

すっっごく良かった!!

すぐに次の曲、映画「West Side Story」から「Somewhere」。そしてまたすぐに次の曲へ。映画「Alfie」からタイトルロールの「アルフィー」。

アルフィーはジュード・ロウ主演で2004年にリメイクされましたけど、1966年に公開されたやつの方がすごくいいので 私もおすすめです。ひとことで言うと、ジゴロの生き方を通して見る「満たされた人生って何」って映画。

遼生さんはジュード・ロウのバージョンが見てみたいんだけど、近所のツタヤのがずっとレンタル中で見れてないって言ってた(笑)

 

そして次の曲は「赤とんぼ」。この曲も、実は1950年代・1960年代に映画で使われてるのよね。吾郎さん陽子さんの特殊効果ボイスとヴァイオリン、ピアノで作る世界観がとてもステキでうっとり。

ここで歌いながら小さいころを思い出してたら、お父さんに おどかされた事を思い出してトラウマになってる、って話に(笑)

役作りで、役の感情と似た感情を引っ張り出すために 経験したことを細かく思い出すって話が。役者のテクニックのひとつなんでしょうね。

その話を聞いた吾郎さんと陽子さんに、関心されると共に「役作りで小西くんは顔が変わる」って言われてた。ここんとこ酷い顔してた、目の下にすごいクマが出来てたと(笑)

今、酷い人を演じる稽古してるもんね~。(※スリル・ミーは11月から天王洲銀河劇場で公演です)

楽しかったライブもあと2曲。チューニングに時間かかったり、客席に「見る側の方も緊張します?・・・おキレイですよ」とか言い出してみたり可愛いヤツ(笑)

曲は「Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree」。黄色いリボンって映画はあるけど、この曲は使われてないよね。でも日本映画「幸せの黄色いハンカチ」の元ネタになってるから、それつながりで選んだのかな?

そしてラストは、遼生さんが大好きで大切にしている曲「Smile」でした。チャップリンの映画「モダン・タイムス」で使われた曲ですが、これ作曲がチャップリンなのね。知らなかったわ~。

 

一度みなさんで退場した後、遼生さんだけがステージへ戻ってきてすぐ1曲。遼生さん主演の映画「花ゲリラ」の曲「アカルイミライ」を弾き語りで。

そしてバンドメンバーの方々も戻ってらして遼生さんのオリジナル「TIC TAC」を。カポつけるの忘れちゃって出だしをやり直したのはナイショ(笑)

これ、このライブのテーマ曲と言ってもいいと思います、って言ってた(笑)

いや~もうね、毎回思うんだけど何なんだろあの人、なんで歌ってる時あんな幸せそうなの!?そして色っぽいの!?そして可愛いの?!

だいすきだぁ~!!(叫)

今までのフルバンド構成も良かったけど、個人的には今回のライブの編成がすごく良かったから、またこれでぜひやって欲しい~。

今後もこういうライブを続けていきたい、と言ってたことだし、小坂さんともまたライブをやりたいと言ってたし、期待して次のお知らせを待ちたいと思います!

ラドンナでのライブでは、さいごにお見送りしてくれるのが恒例だったんだけど、今回は台風の影響を考えて開演時間を変更したのね。なので今回はきっとお見送りは無しだと思ってたの。でもやっぱりお見送りしてくれることになったのよ~!

時間がないので簡単に、って話だったけど、やっぱり一人一人とじっくり向き合ってくれたので嬉しかった~。そして個人的に確認しておきたいことがあったので 聞いてみたんだけど、その質問に困り顔で

「わ わかんない」

と答えた遼生さんに激しく萌えたわ(笑)わかんないか、そうか!許す!!(笑)

帰ってきてからずっといただいた写真を見てニヨニヨ~


※大人の事情により加工してあります

今回も楽しかった!抽選にもれて行けなかった回もあったし、これからもあるだろうけど、ずっと続けてくれたら行ける機会も増えるよね。ホントにずっとやって欲しいなーと思えるライブでした~。

毎回、長い話で恐縮です。あふれる愛のなせる業なのでお許しください(笑)ぜひまた行きたーい!!

コメント

  1. ちょこちゃん より:

    初めましてm(__)m blog勝手に読ませていただきました… すみませんm(__)m

    私は夜の方に参加できました 3回あった中で初めてだったのでもう感激でした♪

    本当小西君は歌うたってる時はセクシーなのにしゃべると可愛い…♪
    ギャップにやられてしまいます…(^o^;)

    これからも又live活動してほしいですね♪

    blog読ませていただいてありがとうございました

  2. まみろう より:

    >ちょこちゃんさん、初めまして。

    あら、勝手にだなんて・・・公開しているブログですもの、どんどん読んでくださいませ(笑)お越しいただきありがとうございます。

    夜の部にいらしたんですね~、夜の遼生さんも素敵でした?
    私は2月のライブで初めて遼生さんを間近に見まして、それ以来ごらんのとおり狂っています(笑)

    ライブは格別ですよね~、忙しいでしょうけど、本当にたくさんやって欲しいと思います。

    コメントありがとうございます。