表紙やタイトルに惹かれて本を買うことが多いわたくし。
これもタイトルに惹かれて中身をチラ見し、買った本です。
著者のひろさちや氏は宗教評論家だそうです。なんと500冊以上の著作がおありになるとか。仏教を中心とした宗教の思想をやさしく説いていらっしゃるとのことですが、この本だけを読んだ印象で言えば、
「優しいの・・・?」
って感じです(笑)
中身はタイトルどおり、サラリーマンの皆さんのお悩みにひろ氏が答える「人生相談」なのですが、その回答がまたタイトルどおり「劇薬」。
たとえば、
「他人が手を抜いた仕事をしているのを見ると、イライラします」
という20代男性の悩みについては、
「こういう人はたまにいますね。自分の仕事の能率が悪いのを棚にあげて、人は仕事を適当にやっていると言う。おそらく自分の仕事が遅いだけなのです」
とバッサリ(笑)さらに、
「このように、自分で勝手にイライラしている人は、このままイライラさせておけばよい。私たちは、自分で自分を律せない人間を救う必要はないのですよ」
と続く。
ここで終わると、「そんな殺生な!それでも宗教家か?!」って感じですが、この後ちゃんと宗教家らしい説法が続きます。ぜひ読んでみてください。
しかし宗教観に裏打ちされた人の言葉って面白い。重々しくもなく、あたりまえのことをシンプルに言ってるんだけど、膝を打ちたくなるような説得力がある。もろもろの感情やら打算やらを捨て去り、本質だけを見据えた結果現れる結論だからなんだろうな。
そういう考え方ができるようになりたいものです。
カテゴリ:本読む暮らし
2008年11月28日 11:15 |コメント(0) |▲このページの上に戻る