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舞台「王家の紋章」を観てきました

帝国劇場で公演中のミュージカル「王家の紋章」を観てきました。

浦井健治くんがメンフィス、濱田めぐみさんがアイシスと聞けば、それだけで行かない訳にはゆかぬ。

しかもライアン、彼方さんだし。

ヒロインのキャロルも新妻聖子さんが演るし・・・というわけで、平方元基イズミル・新妻聖子キャロル回を観に行きました。

帝国劇場の最前列は初めてだった~やっぱ迫力あるね(笑)

 

王家の紋章は40年連載されている少女マンガ。わたくしは連載開始当時、雑誌で読んでいた世代でございまして、ガラスの仮面同様

「まだ続いてたんだね!」

と驚くばかり。私の人生にも色々あったけど、作者さまにもさぞ色々なことが人生の中でおありでしょうね。変わらず創作意欲を持ち続けるには、表現への情熱がなければ出来ないことかと思います。

だから早く、続き描いてね(笑)

 

さてさて、あらすじなんですけど、すごく端折って書きますとこんな感じ。

 

考古学を学ぶキャロルはアメリカ人。古代エジプトに魅せられ、留学して学んでいる。彼女の兄ライアンが出資している発掘隊と行動を共にしていたが、発掘隊はついに3千年前のファラオの墓を発見する。

兄に発見を報告をしながらも、王の墓を暴くことになり冒涜になるのではないか、と不安を抱くキャロル。しかし発見されたファラオの美しい人型を見て魅了されてしまう。

その時、キャロルは何かの力によって、古代のエジプトへとタイムスリップしてしまう。墓の主メンフィスの姉、アイシスが、愛する弟の墓が暴かれたことに怒りキャロルに呪いをかけたのだった。

古代エジプトに自身がいることに驚愕したキャロルだったが、奴隷の親子に助けられる。他にはない金色の髪と白い肌が目立つため、身を隠しておくように諭されるキャロルだったが、ふとしたことからその姿がメンフィスの目に留まり、宮殿へ連れていかれてしまう。

お前は奴隷だというメンフィスに反抗するキャロル。彼女の物珍しい容姿が気に入っただけ、のはずだったメンフィスは、次第に強く自由な彼女に惹かれる。彼女もまた、若くして即位したメンフィスの孤独を知り、惹かれていくのだった。

一方、現代の知識を持つキャロルは古代の人々から「神の娘」と崇められ、戸惑う。同盟国でありながら、エジプトを倒す機会を窺っている隣国・ヒッタイトの王子イズミルも、知恵と勇気あるキャロルをわがものにしようとしていた。

イズミルにキャロルを連れ去られたメンフィスは、大軍を引き連れヒッタイトに攻め込む。深手を負いながらもキャロルを連れ戻したメンフィスを目にし、キャロルはこの古代エジプトで生きることを決意した。

 

原作はまだ続いているので、最終的にどうなるかは分からないけどミュージカルのお話としてはこんな感じでした。

異常なほどに弟を愛し、婚姻を願っている姉・アイシスを濱田めぐみさんが演じてるんですけど、お歌が!!

素晴らしい!!(感激

歌がうまいなんてもんじゃないのは知ってましたけど、曲もね~、作中の誰の曲より良かった、私には。チケット代の大半を、濱めぐさんの声に払ったと思っていいね。

いやほんと、気持ちよかったわ。

もちろん、歌のうまい方たちが揃ってるんですから、他が不満ってことはありませんよ。みんないい声でドラマチックな曲を歌い上げててステキ。

長身ぞろいの男子チームの、舞うような殺陣もダイナミックで美しかったし、衣装も美術も素晴らしく美しくて豪華でした。

んだけど・・・

舞台がそのまま、あまりにも少女マンガ過ぎて、私の好みじゃなかったのね。その点は残念。

 

ショーとして観る分には文句ない。これは1789もそうだったんだけど、お話が進むにつれて主題がズレていくように感じてしまって、芝居として観ると軽さというか、練り足りなさというか。そんなのを感じてしまいました。

大好きな方にはすみませんね(汗)でも私も安くないチケット代を払ってますんで、お許しになって~

エジプトの人々が自然の力をどれだけ畏れ敬っていたかが、じっくりこちらに沁みてこないうちに「太陽の娘」と呼ばれてもなぁ、って。キャロルの知識が、科学的・工業的なものに偏らず、自然のもつ力を使ったものであったからこそ、彼女は人々に崇められたわけで。

そのへんの扱いが軽くて、明るい金髪ならキャロルでなくてもそう呼ばれたのか?と思ってしまう。

観に来る人がすべて、原作を読み込んでる人たちだという前提で作ってるんなら、分からないでもないけど。そんなことないよね、たぶん。

物語が終盤に近づくにつれ、キャロルを取り合う男たちの話になっちゃって、まぁ歴史ラブロマンスだから間違ってはないけど、主題はそこじゃないのでは・・・という気持ちになってしまったのでした。

へったくそな役者がいてすべてぶち壊しになったとか、やっつけで作った感がありありで腹立たしく思ったとか、そういうんじゃなかっただけに残念です。

役者には全く罪はないと思う。まだ公演は続くし、もう、来年再演が決まっているそうなので、芝居の深みも足されると、よりいいなぁと期待しておきたいと思います。

あ、こんなこと言ってますけど、CDやDVDが出たら買いますよ。濱めぐさんのお歌、何度でも聴きたいからね!

  カテゴリー:映画・観劇  



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