徹底抗戦

ホリエモンこと元ライブドア社長、堀江貴文氏の書いた本。堀江氏の本は以前のものもだいぶ読んでますけど、この人って本当に率直な人。

私は好きなんですけど、死ぬほど嫌いって人がいるのも判ります。率直過ぎるんですよね。非常に。

拝金主義だとか、成金だとか、年長者に敬意を払わないとか、反感を買う言動や行動が多いのも確かですけど、この人の言うことってとてもシンプルだと思うんですよ。

でも、我々凡人には「金儲けが上手いやつはとっても複雑なことを考えているはず」という思い込みがあるので、言うことがシンプルだと

「嘘だ。何か隠し事をしているに違いない。裏で何か、もうとんでもなくあくどい事を考えているに違いない」

と思ってしまうんですよねぇ。

私は以前から堀江氏が好きなので、この「徹底抗戦」もすいすいと読めましたが、以前から堀江氏が嫌いって人は読まない方がいいでしょう(笑)

「世間一般の人を味方につけたい」

などと全く考えてない文章に、不快になることでしょうから。

「そんなに儲けてどうするんですか」と質問されるたび、ずっと夢見ていた宇宙開発事業をやるためには巨額なお金が必要で、お金を作るためには大きな会社になることが必要なんですよ、と常々語っていた堀江氏。

それはこの本の中でも同じ。本当にシンプルなんですよ。呆れるくらいに。

孤独に強いと思われがちな堀江氏ですが、孤独感に耐えられず負けそうになったことや弱っていた心情を吐露している部分も。でも、かなり推敲したんでしょうね、なるべく感情的にまくしたてないような文章になっています。

ライブドア事件、と名づけられた逮捕から3年。マスコミが報道してきた内容と、当事者・堀江氏側から見た事件のズレには混乱するかもしれません。真相も、意外とシンプルなことなのかもね。

それにしても、今どきTVや新聞の報道をまるっきり真実だと思ってしまう人がいるのには驚きます。編集されたインタビューとかを見て、違和感を感じたりしないのかしら。どんな報道でも、

「そうかも知れないけど、そうじゃないのかも知れない」

と思っておくことは大切よ。

さて堀江氏。徹底抗戦しなければ、実刑はまぬがれるかもしれないですが・・・どうですかね。

コメント(2)

リリィ (2009年3月24日 08:18)

まみろうさん、こんにちは!
>「そうかも知れないけど、そうじゃないのかも知れない」
それを常に考えておく事は本当に大切ですね。この頃は「スイーツ(笑)」と呼ばれる「鵜呑み系の人や文化」が沢山増えてきましたが、メディアや雑誌が煽るだけのものにぶら下がって、それをステイタスだと勘違いしてしまうと、「自己判断能力」が下がって来てしまうのですよね。
ファッションでは「これを買ってこれを着たらOK」、恋愛面では「こうすればOK」と煽ってきますが、「その通りにはならない事がある」を知る事は必要です。未熟な私もそろそろ三十路を迎えますが、同年齢でも「自己判断」が出来ない人が多くてがっかりします。雑誌やメディアの情報に前へ倣えで「自分の考え」と言うものを持たない。
勿論、憧れがあったり流行に乗る事は悪い事ではありませんが、その情報の中から、「自分に合ったもの」を考えて選ぶ力を養う努力は、常々必要ですね。最近ではファッションや恋愛だけではなく、生き方にまで口を出してくるメディアが多いですが、そうしたものに触れたとしても、自分の人生における全ての判断は「自分自身が握っている」と言う事を忘れては行けないと思います。
ホリエモンの話からは脱線してしまいましたが、まみろうさんの冷静なものの考え方を拝見し、グっと来たのでコメントさせて頂きました。

まみろう (2009年3月25日 09:57)

>リリィさん、いらっしゃいませ。
私は大衆週刊誌の類が苦手なんですけど、好きで読んでる人も皆、ほとんどフィクションだと思って読んでる、と思ってたんですよ。
そしたら、そうじゃないらしい(笑)
ちょっとしたニュアンスを変えるだけで、伝わることの印象が全く違ってしまうというのはよくあることですよね。会社勤めしていても、「えっ、これってそういう指示だっけ」なんてこと、よくありますし。
報道もしかりですが、リリィさんのおっしゃる通り、アドバイスや情報を受け止めるのはいいとして、そこから自分が何を選択していくのか、自分が今立っている場所は「細かな選択の果て」にたどりついた場所だってことは忘れちゃいけないと思うんですよ。誰かのせいにしてみたり、運が悪いと嘆いてみたり、「騙された」って怒っても、選択したのは自分だという事実は変わらないんですよね。
堀江氏の文章も、誰かのせいにするような記述は出てこないんですよ。宮内氏が嘘ばっかり言ってて、それに腹が立った、というようなことは出てくるけど(笑)「あいつが悪い」とかそういう話は出てこない。だから私は、堀江氏が好きなのかもしれません。
コメントありがとうございます。

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