養老孟司先生と、テリー伊藤氏。なんだか共通性がないように思いますが、実はずっと知り合いでらして、気心のしれた仲なんだそうですね。
養老先生も、テリー氏も好きなわたくし。おふたりの対談ですから、面白くないわけがありません。
内容はテリー氏が質問し、養老先生が考えを述べるという形で進んでいきます。
そこで面白いのが、養老先生が話しながら自分の考えをまとめていくところ。
どんなにとんでもなく頭のいい人でも、やはり最初から答えは整って頭に入っているわけではないんですね。
当たり前だけど。
テリー氏の質問や考えを聞いて、話しているうちに
「ああそうか、こういうことなんだ」
って考えがまとまっていく養老先生。本だからその情景は想像するしかないけど、きっと手を叩いて喜んでるなこれは、って思うところがちらほらありました。
日本人が、特に男性が元気を無くしてる。それに比べて、オバサンたちの元気なこと。それは偶然でなく、戦後教育やそもそもの脳のつくり、生きる使命によって導かれた当たり前のこと。
「男は現象だが、女は実体だ」
ってのは養老先生の先輩の台詞だそうですが、けだし名言ですな。
これからの日本はサムライ道よりオバサン道です。
元気に生きましょう。