AKIRA 今読んでもこれを超える作品てない

大友克洋を知らなくても、「AKIRA」という作品を聞いたこともないという方はいないでしょう。

日清カップヌードルのコマーシャルとコラボしている「FREEDOM」のキャラクターは金田くんそっくり、というのは言うまでもないことではありますが、あのコマーシャルをみるたびに
「『AKIRA』読みてぇ!!!」
と思うのですわ、わたくし。
大友氏の作品の中で、わたくしが最初に手にとったのは「童夢」でした。
それはもう、ものすごいショックを受けましたよ。
「なんじゃこれは!平面に一色で描いたものなのに、どうしてこんなに”広大な空間”と”流れる時間”を感じるの!!??」
文字通り、倒れそうになりました。


その後出版されている作品は全部読みあさり、どっぷりとその大友ワールドに浸かったわたくし。
ものすごい数の「大友克洋に影響を受けた作家たち」も出現しましたね。
でも大友氏を超える「空間を表現する作家」は出ていないと思ってしまうのです。
びっしりと描き込まれた背景や小物、服のシワや汚れ、人物の頬が張っているのかたるんでいるのかも描写されている絵。
隙間なくびっしりと描かれているはずなのに、確かにそこには「酸素」があり、「空間」があり、風が吹いているのです。
今読んでも全然古くない。
漫画が嫌いという人にも、読んで欲しい作品です。
ちなみに登場人物の中で、わたくしが一番好きなのは
「千代子おばさん」。
割烹着につっかけ履きでバズーカ砲。鍛え上げた肉体もさることながら、心が揺れるケイに
「あれはただの酔っ払いだよ!」
と喝を入れるところも。
このへん、詳しくは本編をお読みください。しびれます。


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